がん医療に携わる専門医療人の研修(インテンシブ)コース
ご注意!
このページは平成24年度の実施内容を掲載しています。
平成25年度の実施内容を確認したい方は、こちらのページを御覧ください。
基本情報
◆修業年限(期 間)  1 年
◆養成する専門分野   臨床腫瘍学
対象者像
がん専門医療人(医師・看護師・薬剤師・放射線技師など)
がん専門医療人(医師・看護師・薬剤師・放射線技師など)として地域の病院において、指導できる人材を育成する。
カリキュラム
 7大学連携先端的がん教育基盤創造プランの枠組みの中では、既に医療の現場で活躍されている方々にも、 臨床腫瘍学に関する最先端の知識や技術、また設備に関する理解を深めていただき、資格等の取得に必要な実績を蓄積していただくために、 インテンシブコースを設けております。
 大学の垣根を越えた共通特論、各大学附属病院やがん専門医療機関などでの実習を行っていただきます。 

概  要
  1. 消化器・呼吸器・血液腫瘍を含む臓器横断的ながん化学療法を学ぶ。
  2. がん化学療法治療の実施方法、治療実施中・治療後の管理方法について学ぶ。
  3. 内科医、外科医、放射線腫瘍医などで構成されるキャンサーボードにおける治療方針の決定過程などに参加し、治療方針決定に必要となる根拠や集学的治療について学習する。
  4. 医師、看護師などの職種横断的治療カンファレンスまた緩和ケアチームのカンファレンスに参加し、がんのチーム医療の実際を体得する。
  5. 主要な癌に対する画像診断、放射線治療の方針、 治療計画法について学ぶ。
  6. 放射線腫瘍医、診療放射線技師、医学物理士、看護師との職種横断的症例検討会に参加し、治療方針の決定過程、チーム医療の実際を体験する。
  7. コース
    インテンシブコースA : 講義+実習
    インテンシブコースB : 講義+カンファレンス
  8. 修了要件
    [インテンシブコースA]
    • 講義90時間 (共通特論T〜V)
    • 実習160時間 (消化器、乳腺、呼吸器、血液から3領域以上のがん化学療法または放射線療法を経験し、10症例の症例報告書を提出すること)
    [インテンシブコースB]
    • 講義90時間(共通特論T〜V)
      講義の内容とスケジュールはコースAと共通です。

講義内容
授業科目: 共通特論T 腫瘍病態生物学
  共通特論U 臨床腫瘍学総論
  共通特論V 臨床腫瘍学各論
  詳細はこちら(H24年度日程PDF
 
場  所: 大阪市立大学 6階 中講義室2

実習内容
各病棟、外来及び化学療法センターにおいてリンクドクターなどから直接指導を受ける。
なお、領域の選択については研修する者の希望にあわせて調整する。
また、実習時間の配分等は本研究科(がんプロフェッショナル養成プラン運営委員会)で調整する。

領  域

場       所

消化器癌

 15階東・西病棟、化学療法センター

乳   腺

 15階東・西病棟、化学療法センター

肺   癌

 9階西病棟、呼吸器内科外来、化学療法センター

血液腫瘍

 7階東病棟、血液内科外来、化学療法センター

放射線治療

 放射線治療科外来

そ の 他

 婦人科癌、などについては化学療法センターに依頼する

募集コース(平成24年度の募集は終了しています)
  • コースA:共通特論T〜V及び実習を受講するコース
  • コースB:共通特論T〜V及びカンファレンスなどに参加するコース